2012年7月26日木曜日

新入り紹介w

朝から青空が広がり、標津らしからぬジリッとした日差しとジメッとした湿度。少し作業しただけで噴き出す汗…。という夏らしい気候でしたが、午後には海からの風が入り込み、地元で「ジリ」と呼ぶ霧が漂ういつもの肌寒いようなお日和となりました。

まずは、お知らせをひとつ。

先日の「サメハダヘイケガニ」が北海道新聞の記者の方の目に留まり、うまくいけば明日の朝刊で記事になる予定です。「くしろ・ねむろ」の地方欄かと思いますが、是非ご覧ください。

さて、タイトルの最近の新入りですが…

ニホンアマガエル

若干の長文、お付き合いください…



7月上旬のある日のこと。
サーモン科学館から帰宅中に街中で信号待ちしていると、車のフロントガラスに何かが落ちてきたような…。

クワガタムシかなと思ったんですが、正体はこのニホンアマガエルでした。その後、自宅到着までフロントガラスに張り付いたまま無賃乗車し、あっけなく捕まったので、翌日同伴出勤となったのでした。

成体のカエルは割と環境に慣れさせたり餌付かせたりするのが難しく、しばらくはバックヤードで様子見。受付スタッフが思わず「社長!」名付けた恰幅の良さをアテにし、一週間の絶食(状態が良ければ、数週間の絶食に耐えることができます)。その後、様子も落ち着いたようなので、受付カウンターにて展示中ですw 現在は餌も食べるようになり、安定している状態です。

しばらくお伝えしていなかった、先住民エゾサンショウウオと並んで皆さんのお越しをお待ちしていますw

エゾサンショウウオ

多少成長具合に差が出て、大きい個体で全長5cm位でしょうか。コケの上をヨチヨチと歩く様は愛らしく、お子さんたちも熱心に覗き込んでいます。

普段は石の下に隠れていることが多いので、受付スタッフに声をかけてくださいね。石の下に集っている姿をご覧いただけますよ。

残念ながら好き嫌いのある生き物ですので、すべての方に喜んでいただけるわけではないのですが、「お好きな」マニアの方には受ける水槽に仕上がっていますので、ご興味ある方はお見逃しなくw

(T.N.)

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