2013年3月26日火曜日

baby・・・

気持ちの良い青空に恵まれましたが、吹く風は冷たい1日となりました。
一時はちらちらと雪が舞う瞬間も・・・。

北方領土:国後島(展望室から)

よく見ると、国後島の山肌も少しずつ雪解けが進んできているようです。


水槽内でも、春のシーズンw


ずらりと20基の60cm水槽が並ぶ館内「稚魚コーナー」。
色々なサケ科の稚魚を展示しています。

主に仔魚から稚魚へと成長し、泳ぎだして餌を食べるようになった頃から、1~2年目までの稚魚たちを収容しています(それ以上大きくなったら別の水槽へ移動)。
サケ科の魚たちは、秋に産卵する魚種が多いので(イトウやニジマスは春)、昨年秋に採卵・人工授精した魚種の稚魚たちが、このコーナーにお目見えしています。



では、問題です!!


この魚はなんでしょう??



答え ↓↓↓



マスノスケ(キングサーモン)でした♪

正直、このサイズの稚魚たちはどれもよく似ていて、特徴的な魚種以外の識別は難しいですね。

しか~し、当館学芸員は、この画像で一発で当てました!!

識別のポイントを聞いてみると、

・ニジマスなどとは尻ビレの形状が違う
・割と体高がある
・ギンザケに似ているけれど、ギンザケのパーマークは細い
・顔のバランス(比較的大きい)

というようなことを総合的に見て識別しているそうです。

が、その差は微妙であったり、ニュアンス的なものもあるので、なかなか難しい・・・。

それでも「稚魚コーナー」では、そんな差を見比べながら見ることもできますw
確かによく見るとそれぞれの種で違うものですよ♪




サーモン科学館の入り口では、大きなマスノスケ(キングサーモン)が、みなさんをお迎えしています(模型ですが・・・)
 
(T.N.)

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