2013年11月7日木曜日

秋の小川をのぞいてみると…

斜里町ウトロ~羅臼町をつないでいる知床横断道路(国道334号線)が、本日15:00より冬季通行止めとなりました。冬の到来が近づいています。
 
そして館内の魚道水槽での産卵行動展示が始まって1週間…
きっと自然の川でもあちこちで新たな生命が誕生している頃でしょう。
受付横で展示されている卵たちはもうすでに仔魚となり、おなかに大きな袋を抱えています。
成長していく様子を追っていくのもなかなか感動的です。
 
本日はお隣の中標津町から西竹小学校の5、6年生がご来館され、裏の小川にて魚の採集を行いました^^
小学校の近くを流れているという荒川(標津川の支流)の魚についても調べている児童たち。
今回は、荒川についての話を聞きたい!ということでいらしたそうです。

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すくってきた魚たちを種類ごとに分別します。
荒川では見つけられなかった魚も何種かいたようです。
 
裏の小川にはヤマメ、ウキゴリ、トミヨ、ウグイなど10種類近くの魚が棲んでいます。
それらの魚についての、トミヨはオスが子育てをする、この辺りの魚は海と川を行き来するものが多い、といったさまざまな解説を真剣に聞いていました。

 質疑応答の時間には児童が積極的に質問をしている様子がとても印象的でした。

身近な自然環境について学ぶことはもちろん大切ですが、ほかの環境と比較することによって、さらに理解を深めていくことにつながると考えさせられた体験学習でした。
(K.I)

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