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2014年5月31日土曜日

エゾサンショウウオ採集記

昨日(5/30)のことになりますが、

休みだったので、エゾサンショウウオの産卵ポイントに行ってみましたw

標津町内某所、

赤矢印部分

 林道の脇の、ちょっとした水たまりがポイントですw

大体人目に付くエゾサンショウウオの産卵環境といえば、
林道脇の水たまり(道端に湧き出した水が溜まっているような所)や、
道端の側溝、雪解け水が(ある程度の期間)溜まる場所などが多いですね。
(もちろん、人目につかないような水辺でも産卵しているのでしょうが・・・)


思っていたより産卵時期が遅かったようで、まだ卵塊の残骸が多く残っていました。
(タピオカのような粒々のエゾアカガエルの卵塊とは違い、
ソーセージのように細長く薄い膜に収まった卵塊が、房状に産み付けられています)

すでに孵化後だったため、卵塊はほとんど空・・・。



黒雲のようにいるエゾアカガエルのオタマジャクシの中から、
お目当てのサンショウウオの幼生を探し出します。

ようやく見つけても、サンショウウオのの幼生は、
小魚のように身をくねらし、(オタマジャクシに比べると)すばしっこく逃げるので、
捕獲にはなかなか手間取るのですが…、

 
10尾ほど、新たに仲間入りしていただくことになりました♪


以下、裏話・・・

↓↓↓

2014年5月29日木曜日

花には水を・・・、魚には・・・?

道内各地で、真夏日が観測された本日(5/29)、

ここ標津でも青空が広がり、気温が上がりましたw

「今日は暑いね」といった会話が飛び交いましたが、
アメダスの観測値は20度ほど・・・。

ずっと肌寒い日が続いていましたので、
20度とはいえ、それなりの温度差で、
体感気温としては「暑い」となりますね。

陽気に誘われて、少し遠回りして出勤してみましたが、


町内あちこちでタンポポが満開ですよ♪

場所によっては、一面を埋める黄色い花々・・・。

そんな景色と穏やかな気候が、ガーデニング作業に誘います♪


というわけで、

クロユリ 

館内「川の広場」の植え込みスペースへ、少々植物を移植作業♪
上画像のクロユリはつぼみをつけていますので、
もうしばらくで開花することでしょうw

そんな花たちには・・・、

水をやりましょう♪

そして、魚たちには・・・、

2014年5月28日水曜日

実習生日記w

標津サーモン科学館では、大学生等を対象とした
博物館学実習や職業体験実習を受け入れています。

実習期間中には、
サーモン科学館の運営にかかわる様々な業務を体験してもらうことになるのですが、
各学生に私から与える課題が、

「ブログを1記事書いてみなさい」

今回は、現在実習中の専門学校生M君の記事ですw

__

初めまして!
5月19日から標津サーモン科学館で実習させていただいております。

さて今回紹介させていただきたいのは、
僕が研修期間中お世話することになりました
受付横を賑やかにしてくれている
エゾサンショウウオ」です!


この子よく見ると体が金色なんです!

そしてクリクリした目がなんとも言えません!

僕は毎日餌をやるのが楽しみでしょうがありません。

自分のものにしたいくらい。。。
日々大事にお世話していきたいと思います。
皆さん是非この愛らしい姿を見に、当館へ足をお運びください!

__

以下、職員追記・・・

2014年5月27日火曜日

食卓の、花・・・♪

標津サーモン科学館のお隣、「サーモンハウス」内の

鮮魚販売「しべついちば」さんw
 

 標津産の「トキシラズ」
(産卵遡上までまだ間のある早い時期に獲れるシロザケ)

が、並び始めました♪
「船上一本〆」モノということもありますが、けっこういいお値段がします・・・。
(食べたら美味いことは分かっているんですけどね~)


と並んで、

サクラマスも並んでいます♪
(今日はやや小ぶりのものでした)

というわけで、
食卓にサクラマスが並ぶ機会も増える時期ですね♪

さばいてみたら、美味しそうな真っ赤な身色でしたwww 

さっそく、

2014年5月26日月曜日

でっかい・・・!!

ここ標津は、なかなか暖かくなりませんねぇ~。

「肌寒い」というより「寒い」中、今朝も漁船に同乗してきました♪

週末を挟んだこともあって、2日分の網起こし、

 
ニシンがメインとなるでしょうか、
まずまずの大漁に恵まれましたw



でっかいマダラも入っていましたが、
なかなか長生きしてくれないので、収容はパス。


小ぶりながらもサクラマスをボチボチ収容し、


「海水大水槽」も賑やかになってきましたよ♪

その中でも、ひときわ目立つ存在が・・・、

(上画像赤矢印部分にご注目!!)

↓↓↓

2014年5月25日日曜日

花よ、咲け・・・www

他の地域から見れば、ずいぶん季節感のずれた話題かもしれませんが、
標津町内の、あちこちで桜が咲いています♪


本日も冷たい風が吹く1日となりましたが、
季節は着実に進んでいることを実感します。

~~ ~~
 
出勤途中のちょっとした時間ですが、フィールドに身を置くと、
季節の進行や自然の営みを肌身で感じることがあります。
その10分の時間は、パソコンとにらみ合う1時間よりも、
私にとって得るものが多い時間かもしれません。
寺山修二は「書を捨てよ町へでよう」と呼びかけましたが、
「パソコンを捨てよ、野に出よう」
(といいつつ、今パソコンのキーボードをたたいているわけですが・・・)
 
~~ ~~

桜の他にも、

オオバナノエンレイソウ

ちょっとした道端でも、オオバナノエンレイソウやエゾエンゴサク、
谷地(湿地)では、エンコウソウなどの花が見られ、
野の花のシーズンがスタートしましたw

野の花たちに触発されて、館内の彩りを探してみたのですが・・・、


「花よ、咲け・・・!!」

ハナサキガニ~~♪ 
(よく見れば、細部にけっこう色鮮やかな模様が入っていますw)

と同じ水槽で、


イソギンチャクが、半開きw
(花っぽい生き物ということで・・・)

別の水槽では・・・、

サカサクラゲ
(これも花っぽい生き物ということで・・・)

某飼育スタッフが、ペット感覚で手塩にかけているサカサクラゲが、
ずいぶん大きくなりましたw (現在、傘径10cmほど・・・)

ちょっと、彩りのあるものを探してみると・・・、

↓↓↓

2014年5月24日土曜日

人気もの・・・♪

こちら標津町、
北や東よりの風となると、冷たい海水で冷やされた風が吹き込むことになり、
そんな日は気温が上がりません。

少し内陸に入ると違うのですが、
ここ数日は冷たい風に凍える日が続いています・・・。

「いや~、寒いね~」といいながら、館内に入ると、
凍えた指先を癒してくれる存在が、

ドクターフィッシュ(ガラ・ルファ)

西アジアに生息する コイ科の魚ですが、
水槽内に手を入れると・・・、


手に群がり、垢や角質などをハミハミしてくれますw
気持ちいいような、くすぐったいような、不思議な感触・・・♪
 
その感触も心地よいのですが、暖かい地方に暮らす熱帯魚なので、温水で飼育しています。
冷えた指先には暖かい水槽が「手湯」になって、単純にあったか~いwww

お子さんから大人の方まで、大人気の「体験コーナー」水槽なのですが、
この度・・・、


傍らに簡易手洗い場を新たに設置しましたよ♪♪♪

そこからやや進むと、某案内スタッフイチオシの、

フサギンポ

の水槽がありますw

何ともいえない愛嬌のある顔で、これまた隠れた人気もの♪
割と人馴れした個体ですので、水槽の前の通る人影を察知して、
愛嬌を振りまいてくれますよ♪
(要は、「エサちょーだい♪」 とおねだりしているのでしょうが・・・)

そうそう、

↓ ↓ ↓ 

2014年5月22日木曜日

サクラマス、その後・・・ +新入りw

標津サーモン科学館で一番大きな水槽である「海水大水槽」。

この時季、展示できるサケ科魚類の「旬」であるサクラマスが、
遅くまで居座った流氷による低い海水温の影響からか、
なかなか収容できないでいました・・・。

苦戦する日々の一コマがコチラ・・・、その1その2

年によっては、4月上旬から網に入り始め、
ゴールデンウィークにはそれなりの数を揃えることもあったのですが、

今年は、流氷がなくなった連休明けから、
ようやく、いつもお世話になっている沿岸小定置網にも入るようになりました♪

 サクラマス

とはいえ、1系統の定置網で数匹程度の漁獲だったのですが、
 
一昨日(5/20)、実習中の専門学校生と出掛けた館長は、
 
10尾ものサクラマスと共に帰館しました \(^o^)/
漁全体でも、数十尾の漁獲だったとか・・・。

ちなみに、私が乗船したその前日も翌日も1尾の収穫・・・。

ご想像の通り、館長はドヤ顔だったわけですが、
 
漁師さんの間では、
「あの専門学校生が、なかなか持ってるねぇ~」
という評価です♪

このエリアのサクラマスは、あまり大きくないのですが、
なかなか立派な魚体のものも入りまして・・・ 


何はともあれ、「大水槽」が賑やかになってきたのは、
喜ばしい限りです♪


以下、小ネタではありますが、お付き合いくださいw
 
↓↓↓

2014年5月21日水曜日

小さな生命・・・♪

釧路市博物館との共同の活動として、標津サーモン科学館でお預かりすることになった
釧路川水系のイトウの卵ですが、


ここ数日で、孵化が始まりました \(^o^)/

一部を入り口近くの水槽にて展示していますw

小さな水槽の中の、小さな生命ですが、
ご来館の際には、是非お見逃しなく♪


さて、

本日(5/21)、隣町別海町の小学生がご来館♪


気温は低いものの、気持ちのよい青空が広がりました♪

 
「シロザケ稚魚の放流体験」もセットでのご案内w

準備作業として、
3尾ずつ稚魚が入ったカップを人数分用意するわけですが、


2014年5月19日月曜日

先輩から、後輩へ

本日(5/19)は、地元標津小学校3年生の皆さんがご来館w

 
「シロザケ稚魚放流体験」ということになるわけですが、
 
この稚魚たちには、ちょっとしたストーリーがありまして・・・、


「サケの町 標津」の標津小学校、
学習段階に合わせて、様々な「サケ体験学習」があります。

今回、放流するシロザケの稚魚は、
今年の2月初旬から、当時2年生だった彼らが学校の水槽で、
卵の状態から育ててきた稚魚たち

館長曰く、「今年はいい感じに育ててくれたなぁ~~!!」


彼らが育てた卵は、昨秋(サケの日の11/11)の6年生が人工授精したものです。
 
先輩たちが人工授精した卵を、
後輩たちが育て、放流する・・・。

サケの町ならではの授業かも知れません。

さらに今回は、卵の状態から水温の違う2つの水槽に分けて飼育し、
発生具合の違いも観察したそうですよ♪

学年を超えて、受け継がれていくサケたちの生命・・・。
今日放流した稚魚たちの数匹が、
数年後の後輩たちへと引き継がれていくといいですね♪


そんな本日の始まりは、
私1人で、漁船に同乗しての活魚作業w

これまで、なかなか入らなかったサクラマスに期待がかかります!!

 
↓↓↓

2014年5月18日日曜日

おめでとうございますwww

先だっての「サーモンパーク春まつり」の際、「春の大抽選会」にご応募いただいた皆様、

厳正なる抽選の作業を行い、本日より商品の発送を順次行っています。

1479名の方にご応募いただき、50名様に商品を発送いたします。
特賞3名様分の「ホタテ1kg(冷玉)」も、本日発送いたしました。

当選された皆様、おめでとうございます!!

そんな本日(5/18)、雨は降らなかったものの、昨日に引き続き寒い1日となりました。
知床峠・根北峠は、この時期としては異例の積雪による通行止め・・・。

そんな中でもご来館いただいた皆様、
ありがとうございます <m(__)m>



地上30mの「展望室」からは、


標津川河畔の「桜堤」を見下ろせるのですが、
ようやく咲き始めた桜たちも凍えているようです・・・。


さて、先日お目見えした「淡水ヌマガレイ」。

今の所、水槽に馴染んでくれたのか、元気にしているようですが、


やっぱりカレイ・・・、
見事に底床に潜っていますw
上画像中央にいるのですが、わかるでしょうか??



 
上画像の中央を拡大したもの。
中央に二つの眼がわかりますか??



ちなみに、


館内「川の広場」、淡水魚たちの収容した水槽群の左端、
エゾトミヨなど、トゲウオ類の水槽に同居中です♪

2014年5月17日土曜日

さ、寒い・・・

発達した低気圧の影響で、昨日から雨が続いています。

せっかくの週末ですが、雨と強風も手伝って「寒い!!」
単純に気温が低い!!

知床峠や根北峠をはじめとして、周辺の山道では通行止めとなる箇所がありました。

そんな中でもご来館いただいた皆様、
ありがとうございました <m(__)m>

明日には、雨も治まる予報、
隣町では、「第5回別海町ジャンボホタテ・ホッキ祭り」が開催されます♪
会場の尾岱沼漁港は、標津サーモン科学館から車で30分ほど。
お出かけの際には、是非当館へもお立ち寄りくださいねw

そんな寒い1日でしたが、
館内「川の広場」では、

先日移植したオオバナノエンレイソウが開花w 

タチギボウシ(と思われる…)も蕾をつけ、
今年は咲いてくれそうです♪、 

そうそう、いつも慌ただしくしている館長が、時間と材料を見つけ、

チョウザメコーナーの近くに、「手洗い場」を設置してくれました♪
(まあ、手水鉢ですな)

私はといえば、

2014年5月15日木曜日

エビ・カニ祭り www

本日の館長は、野外調査3本立てで、1日中フィールドへ。

そんな館長のお土産は、

 全長12cmほどの可愛らしいヌマガレイ

しかも、純淡水域産♪

ヌマガレイは通常海域で暮らしていますが、河川や汽水湖など、海に繋がる水域に入り、
汽水域や純淡水域でも生息しています。

さっそく、館内の「とある淡水水槽」へ収容してみました♪
完全に底床の砂に潜ってしまいましたが、

どの水槽のどこに隠れているか、探してみてください!!


さて、 留守を預かる私はいえば、
いくつかの水槽の手直しやら、住人のお引越しやら・・・。


その作業のひとつ、
「中水槽」前の置き水槽のメンバーを入れ替えました♪


この水槽の、一応の主役は、

 ホッカイエビ(いわゆるホッカイシマエビ)

言わずと知れた、野付湾の名物。
ゆで上げた赤い姿がお馴染みですが、生きている時はアマモの中で暮らす保護色なのか、
緑色か褐色です。(今シーズンは少数ですがアマモの水槽内展示にもチャレンジしています!!)

その他の住民として、

2014年5月14日水曜日

イトウの卵 www ♪

今日の話題ではありませんが、

先日(5/7)、高橋はるみ北海道知事(画像中央)が、
サーモン科学館へご来館されましたw

チョウザメ指パク体験コーナー」も果敢にチャレンジされていましたよ♪


さて、

すでに新聞等(北海道新聞読売新聞など)にて報道されましたが、
昨日、釧路川水系のイトウの卵がやってきました♪

イトウは、絶滅危惧種にも指定されています。
また、生息河川ごとに遺伝的に違いがあると指摘されており、
生物多様性の重要性の観点から、「イトウ」という種が絶滅しなければいいのではなく、
「○○川のイトウ」として、存続していく必要があります。

標津サーモン科学館では、当初よりイトウの保護活動に関わっており、
現在、道東数河川のイトウを河川水系毎に分けて飼育しています。

今回、釧路市博物館との共同の活動として、釧路川水系のイトウを預かることとなりました。
この春産卵したイトウの卵を、釧路市博物館の学芸員が川底から掘り起し、
当館で育てていくことになります。

到着したイトウの卵

所謂「発眼卵」と呼ばれる状態で、卵の中の黒い点は、発達中の目です。
貴重な種を預かったことになりますので、うまく育てていかないといけませんね。


余談になりますが、

「イトウの卵」というつもりで、パソコンで「イトウラン」と入力すると、
やっぱり、「伊藤蘭」と変換されてしまいます・・・。


2014年5月13日火曜日

背と腹と・・・

本日(5/13)も隣町中標津町から、小学校2年生の皆様がご来館♪


現在、小学校2年生の国語の授業で、シロザケの一生について学ぶ機会があり、
そのタイミングに合わせたご来館が相次ぎますw

その際、セットになることが多い「シロザケの稚魚放流体験」www

カップに入った稚魚たちを放流していただくわけですが、
その前に、稚魚の体をよく観察します。

カップを上にあげて、下から観察してみると、

 
「白い~~!!」、

背中側を上から見下ろすと、


「黒い~~!!、茶色い~~!!」
 
 
 
カップを持ち上げて、お腹側 ↓
 


 
そして、背中側 ↓


シロザケに限らず、
魚類の多くは背中側が暗い色、腹側が白っぽい色になっているものが多いですよね。

背中側が暗い色になっているのは、
上空や、より表層から狙う外敵に対する保護色。
お腹側が白いのは、
より深い所から、明るい海面を背景に稚魚たちと狙う外敵に対する保護色。
と考えられています。

↓↓↓