2014年12月24日水曜日

捨てるものあれば・・・

標津サーモン科学館内、「海水大水槽」。

標津の海に暮らす多種多様な魚が泳いでおり、
その中には、他の魚を襲って食べてしまう魚もいます。
(彼らも本能に従ってるだけで悪気等は全くありません)


昨日12/23、スタッフOが見つけた
クロソイによるアメマスの捕食・・・。

徐々に呑み込もうという腹積もりなのか、
口からはデロンとアメマスの尾びれが・・・。

しかし、午後に再度水槽を覗くと
アメマスを口から出してるクロソイは見つかりませんでした。


代わりに・・・、


口からアメマスの尾びれをデロンと出している
ギスカジカの姿が・・・。

恐らく、あまりの大きさにクロソイが諦めて吐き出したアメマスを、ギスカジカが捕食したのでしょう。
パッと見50cmはあろうかというアメアスを、丸呑みして食べようとする彼らの食欲には脱帽です。


さらに一昨日の話ですが・・・、

↓↓↓


 キンコ (ナマコの仲間)

「キンコ水槽」の水替えをしていたスタッフOが
興奮した様子で呼んでいます。


駆けつけるとキンコが何やら白いもやもや(上画像赤矢印)を吐き出しています。

どちらか分りませんが、放精もしくは放卵したものと思われます。
1匹のみの飼育なので、お相手がいないのは残念なところです・・・。

冬期休館中につき、見る人もいない水槽内ですが、
生き物たちの営みは、人知れず続いているのです。
(職員は、ちゃんと見てますよ~!!)

(M.Y.)

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