2017年9月20日水曜日

「魚生」の分かれ道

サクラマスは,川で一生を過ごす「河川残留型(以下,残留型)」と,幼魚期を河川で過ごした後,海に降って大きく成長し,繁殖のため母川に帰ってくる「降海型」という2つの生活史を併せ持つサケ科魚類であることをご存知の方も多いかと思います。


 上が降海型オス,下が残留型オスです。
*この写真のサクラマス成熟魚は,調査のため特別採捕許可を受けて捕獲したものです。
 
生息域の南限を除けば,同じ川で生まれたサクラマスでも,オスには普通に残留型と降海型が現れます。一般に,残留型と降海型とでは体の大きさや模様などが全く違うため,見た目だと,この2タイプが同種とは思えませんよね~。


 上が降海型オス,下が残留型オスです。

なぜ,ある幼魚は残留型となり,またある幼魚は降海型になるのか,とっても不思議ですよね! 

↓↓↓


標津サーモン科学館では,その謎に迫る 特別展「川に残るか? 海に降るか?」~「2つの生活史」を持つサクラマスの条件戦略~ を開催中です! 
やや専門的な内容ではありますが,見応え十分かと思いますので,ぜひご来館いただき,特別展の方にもお立ち寄り下さい!!



かの有名なイギリスの劇作家シェイクスピアの傑作「ハムレット」の中で,主人公が「生きるべきか,死ぬべきか(To be or not to be)」と人生を苦悩するシーンがありますが,サクラマスの幼魚たちにも,「海に行くべきか,行かざるべきか(To sea or not to sea)」という「魚生」の岐路に立つ日がくるのです。



(T. T.)

☆☆ /17(土)~25(日) サーモンパーク秋まつり」 開催中!
☆☆

 標津サーモン科学館のFacebook
ヨロシクネッ♪

0 件のコメント:

コメントを投稿