2018年2月24日土曜日

サケの敵

現在、標津サーモン科学館の「魚道水槽」では、


シロザケの稚魚

シロザケの稚魚、約10,000尾を展示しています。

その隣、仕切りを隔てた展示面では、

 
アメマス軍団

シロザケ以外の標津川に暮らすサケ科魚類を3種展示しています。
ちょっと寂しかったので、本日2/24、


 ヤマメ(サクラマス)

ヤマメを補充しました♪

↓↓↓

この水槽のテーマは、「サケを食べる魚たち」


 アメマス

川の流れの中へ泳ぎ始めたサケの稚魚たちは、まだまだ小さく弱い存在であり、同じ川で暮らすより大きな魚のエサとなってしまいます。


 ニジマス

魚だけでなく、上空からは鳥たちもサケを狙っているでしょう。
また、海に降り大海原を回遊するようになれば、より多くの生き物に食べられてしまう危険もあります。
この水槽の魚たちは「サケの敵」たちではありますが、「食う―食われる」という関係はサケに限らず自然界の摂理です。アメマスやヤマメたちも、他の生き物のエサになる危険の中で暮らしています。
小さなサケの稚魚たちは常に敵から逃げ延び、また自らもより小さい生き物をエサとして成長していく、強くたくましくしたたかなものだけが、再びこの川へ帰って来ることができるのでしょう。



シロザケの稚魚

そんな旅立ちの時まで、今しばし。
せめてこの水槽の中で暮らす間は、のんびりと過ごし、健やかに育ってくれればと思います。

(T.N.)

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○サーモンハウス
 レストラン「サーモン亭」・鮮魚販売「しべついちば」
 冬季休業中、来春4月下旬から営業
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